今回は、コロナ禍での日本入国までの流れをご紹介していきます♪
コロナウイルスの影響で、日本への帰国が複雑なものに…
書類の提出、検査などをクリアしないと入国ができなくなってしまいましたㅠㅠ
日本へ帰国するには何を準備すればよいのか、空港や機内はこれまでとどのように変わっているのかなど気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、
- 出国日までに準備しておくもの
- 空港や飛行機内の様子
- 日本の空港に着いてからの流れ
などをご紹介!
実際の体験をもとに注意点も詳しく解説します。
日本への一時帰国を考えている方、予定されている方は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
【コロナ禍での一時帰国】出国までに準備するもの

日本へ出国するまでに、
- 航空券の購入
- 再入国許可を申請
- PCR検査→陰性証明書発行(出国の72時間以内)
- 隔離施設からの移動方法確保(もしくは自主隔離場所確保)
をしておかなければなりません。
日本入国前にしておくと良いものとしては、
- 隔離アプリのダウンロード
- 質問票のweb記入
などがあります。
また、
- ワクチン接種証明の発行・アプリの登録
もまだな方は出国前に済ませておきましょう。
それぞれを詳しく解説していきますね!
航空券購入

航空券を購入する際、気をつけておきたいのは
- 1ヶ月前くらいに購入する
- 航空会社の公式サイトで購入する
- 大手航空会社を利用する
の3つです。
1ヶ月前くらいに購入する
コロナ禍ということでフライトの運休や時間の変更が出やすい状況となっています。
フライトキャンセルやスケジュールの立て直しの可能性も考えて、航空券は前々から早めに買うのではなく、1ヶ月前くらいに購入するようにしましょう。
航空会社の公式サイトで購入する
海外の格安サイトなどを経由して航空券を購入すると、キャンセルが出たとき連絡が来なかったり、航空券の取り直しが複雑になることがあります。
今の時期は航空券の購入は航空会社の公式サイトから買うのがおすすめです◎
大手航空会社を利用する
現在LCCはほとんど運行していない状況ですが、飛行機も安さにこだわらず大手航空会社を利用するのが安心です。
再入国許可を申請
韓国へ再入国をされる方は「再入国許可」が必要となります。
ビザを保有しており、その期間内で一時帰国される場合はこちらの申請も出国までに済ませておきましょう。
ハイコリアでの「再入国許可」申請方法
「再入国許可」はハイコリアからオンラインで申請ができます。
①뉴수・공식→미원서식を選択
②「재입국 시 PCR 확인서 제출 동의서」と「재입국허가 신청 사유서」をダウンロードし記入(번역확인서は不要)
③민원신청→전자민원を選択
④「재입국허가」から必要事項を記入し、書類をPDFでアップロード
⑤手数料を払う 確認画面でパスポート番号、外国人登録番号、再入国許可を確認
⑥翌日にメッセージで「전자민원 허가학인서」が届く
申請理由は帰省の場合「家族訪問」でOK。
手数料は24,800ウォンとなり、オンラインではカード決済となります。
この申請で注意しておきたいのは、オンラインの申請は出発の4日前まで可能という点。
3日前以降になると、管轄の出入国管理事務所での申請のみになってしまいます。
手間がかかる上、手数料も30,000ウォンとちょっと損なので←
早めにオンラインで申請しておくことをおすすめします!
PCR検査→陰性証明書発行(出国の72時間以内)
出国の72時間以内にPCR検査を受け、「陰性証明書」を指定のフォーマットで発行してもらいます。
海外渡航用の「陰性証明書」はすべての病院で発行できるわけでなはいので、事前に病院を調べて予約しておく必要があります。
韓国・ソウルで海外渡航用の「陰性証明書」が発行できる病院については、以下の記事に詳しくまとめているのであわせてチェックしてみてください↓

隔離施設からの移動方法確保(もしくは自主隔離場所確保)

2022年1月現在、韓国からの帰国者については、政府指定施設での隔離(6日間)→自主隔離(4日間)の計10日間の隔離が義務付けられています。
指定施設から自宅(もしくはホテル)への移動に公共機関を使うのはNG。
- 迎えに来てもらう
- ハイヤー
- レンタカー
など、移動方法を確保しておきましょう。
また、自宅以外で隔離をする方はホテルの確保も忘れずに!
ホテルまでの移動方法もあわせて確認しましょう。
↓タクシーよりお得に移動するならハイヤーがおすすめ
↓レンタカーを一括検索・比較できるサイト
隔離アプリのダウンロード
日本での隔離には
- MySOS
- 接触確認アプリ COCOA
の2つが必要です。
アプリの設定は入国後、説明を受けるので、ダウンロードだけ済ませておきましょう。


質問票のweb記入
厚生労働省の質問票はwebで提出します。
健康状態や滞在歴などを答え、最後にQRコードが表示されるのでスクリーンショットをして保存しておいてください。
ワクチン接種証明の発行・アプリの登録
オミクロン株の確認前は、ワクチン接種を2回完了した方は隔離が免除となっていました。(指定の日のPCR検査は必須)
2022年1月現在、この隔離免除は停止されていますが、状況によってこのような措置が再開される可能性もあります。
韓国へ入国する際、ワクチン接種の証明ができるものを用意しておくと安心でしょう。
「COOV」というアプリは本人認証が必要なため、登録がまだな方は韓国にいるうちに済ませておきましょう。

紙の証明書は住民センターで発行してもらえます!
【コロナ禍での一時帰国】出国当日

ここからは出国当日の流れについてご紹介します。
私は2021年12月15日に仁川(インチョン)空港から関西空港へ。
時期や利用する空港によっても詳細は異なるかと思います。
気になる点や最新情報についてはご自身でのご確認、問い合わせをお願いします…!
仁川(インチョン)空港
コロナ禍の空港は人もまばらでかなりガラガラ。
いつもの空港のにぎわいはもちろんなく、ワクワク感とはかけ離れた緊張感のある空間となっていました(私が気が張っていただけカモ…?)
早くからコンビニなどは開いていますが、場所によっては食事禁止のところも。
空港で軽く食べようかなと考えている方は、場所とタイミングに注意です。
荷物預かり&チェックイン

イレギュラーな時期の渡航なので、2時間ほど前には空港に到着しておくのが安心かなと。
何があるか分からないので、ギリギリではなく余裕を持ってチェックインできるようにしておきましょう。
チェックインカウンターは一部のみオープン。
開いているカウンターは人がずらりと並んでいました!
カウンターではパスポートとチケットの確認のほか、
- 陰性証明書の確認
- アプリのダウンロードと質問票の説明
- 隔離の説明
なども。
荷物も預け、大体5分くらいですべて完了しました。
荷物検査・出国審査
荷物検査と出国審査は普段と同じです。
人が少ないためかなりスムーズで、出国エリアへすぐに移動できました!
空港の様子

免税店などはほぼ開いていました。
ただ、やはりとにかく人がいない!(笑)
この時期なので普段のような旅行へ行くワクワク感が溢れる空港とはほど遠い雰囲気…
搭乗ゲート近くも静かで、すでにみんな疲れている様子でした。
機内
この時期なので機内もガラガラかと思いましたが、思ったより乗客は多かったです!
3列シートはひと席空けて着席。
一人で渡航されている方がほとんどでした。
配布される書類

機内では税関申告書に加えて、誓約書などの書類が3つ配られます。
到着までに記入を済ませておきましょう。
機内の様子

機内食も普通に提供されました。
日本に到着してからすぐは自販機などは利用できないので、機内で提供されているペットボトルの水はとっておくのがおすすめです!
また、到着後とにかくスムーズに書類のチェックや検査を通過したい!という方は飛行機内でお手洗いに行っておくのが◎
関西空港
関西空港へ到着したあとは、書類の確認やPCR検査などを受けます。
ここからはとにかく歩き回るので、できるだけ身軽な格好がおすすめ!
書類を取り出した状態で、荷物はリュックなどに1つにまとめておくとコンパクトで移動がラクです。
書類の確認
持っている書類のチェック、そしてさらにダブルチェックがほとんど。
関西空港に着いてから、なにか記入するものはほぼありません。
ボールペンなどは貸してくださるので、持ち歩かなくてもOK!
書類はファイルなどにまとめて入れておいて、係の方に取ってもらうのがスムーズです。
PCR検査
空港でのPCR検査は唾液で行います。
専用の容器に唾液を溜めるのですが、ブースには唾液促進?のためレモンと梅干しの写真が貼ってあります(笑)
規定の量まで溜められたか、係の方にチェックしてもらい提出。
関西空港では検査ブースはいくつもあって、みんな一生懸命唾液を溜めていました。
質問票の確認とアプリの設定・説明
事前にスクリーンショットしておいたQRコードを見せます。
もしスマホでQRコードが出せない、不具合があるという場合は、空港のノートパソコンを利用することができますよ。
そして、「MySOS」と「接触確認アプリCOCOA」の設定を係の方と一緒に行います。
通知をオンにできているかなどのチェックもするので、スマホの言語設定は事前に日本語に切り替えておきましょう!
ちなみに、ここまで飛行機を降りてから約30分かかりました。
大変ではありますが、ずっと歩き回っていたからか思ったよりストレスは少なかったです!
待機

ここまでを終えると、PCR検査の結果待ち、ホテルまでの移動待ちをします。
お手洗いや自販機も利用可能◎
割り当てられた番号が呼ばれるまで待機します。
PCR検査の結果が出るのに1~2時間かかるとのことで、ここでは最低でも2時間は待つと考えるのがよさそう。
もちろん、さらに待機時間が長引く可能性もあるので何か暇つぶしになるものを用意しておきましょう。
書類の確認&税関
自分の番号が呼ばれたら、また移動をします。
再度書類の確認をし荷物の受け取り。
税関を通って、空港のロビーへと出ます。
隔離施設へ移動
10人ほどのグループになって、バスへ移動します。
普段なら空港でWi-Fiのレンタルをする方もいると思うのですが、現在はこのように団体で移動するのでWi-Fiの受け取りが難しい状況に…
日本滞在中にWi-Fiレンタルをされる方は、ホテルについてから手続きするのが確実かと思います。
↓当日発送可能なWi-Fiレンタル
バス移動
ホテルへはバスで移動します。
バスにはホテルの名前が書いてあり、この時点でようやく隔離されるホテルが明らかに…!
ホテルについては完全にランダムなので、実はこの瞬間までドキドキしてました(笑)
バスの座席は自由ですが、「とにかく早くホテルの部屋に入りたい!」という私みたいにせっかちな人はできるだけ前の席に乗っておくのがおすすめ。
前の席から順に案内されるので、バスでの待ち時間が減りますよ◎
ホテルの受付
到着すると5人ずつ下車して、ホテルへ入ります。
こちらでも書類の確認があり、それが終わるとようやく部屋へ。
飛行機を降りたのが11時頃でホテルの部屋へ入ったのが14時頃だったので、私の場合だいたい3時間後には一息つくことができました。
ホテルでの隔離についてはこちらの記事に詳しくまとめてます!気になる方はあわせてチェックしてみてください↓
https://jennie-log.com/forced-quarantine
【コロナ禍で一時帰国】日本入国にかかる費用は?
私の場合、
航空券 (片道)約30,000円
再入国許可 手数料 約2,480円
PCR検査・陰性証明書発行 約12,000円
=約44,480円
かかりました。
自宅への移動にレンタカーやハイヤーを使う、自主隔離をホテルで行うとなるとさらに費用はかかります。
気軽に行き来できていたときと比べると費用も手間もかかりますが、こればかりはどうしようもない…
節約したくなる気持ちが出てきますが、この時期の帰国は安さではなく確実性を優先するのが大事◎
ネットでは「こんな裏技があるよ!」という情報が出回りがちですが、安い不確実な方法を選ぶのではなく、とにかく確実で安全な方法を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、コロナ禍での一時帰国の流れ、出国までに準備すべきものなどをまとめてご紹介しました!
時期や利用する空港によっても状況が変わると思います。
気になる点や確認しておきたいことは、事前に調べておき、必要があれば問い合わせするようにしましょう。
コロナ禍での帰国はとても大変ですが、みなさんが無事に日本へ帰国し、大切な人と再会できることを私も願っております。
参考になれば幸いです!