今回は、韓国・ソウルで渡航用の「陰性証明書」を発行する方法について詳しくご紹介します♪
コロナウイルスの流行に伴い、日本への帰国は「陰性証明書」の発行が必須に。
どこで取得できるのか、またどのくらい費用がかかるのか気になるという方も多いのではないでしょうか…??
そこで今回は韓国・ソウルでの「陰性証明書」発行までの流れを解説!
- 具体的な検査方法
- 費用
- フォーマット・書式
- 対応可能な病院
などを詳しくご紹介していきます。
韓国で海外渡航用「陰性証明書」を取得するという方は、是非参考にしてみてください。
Contents
日本入国には「陰性証明書」が必要

コロナウイルスの防疫措置として、現在日本への入国は「陰性証明書」の提出が必須となっています。
これは日本人を含むすべての入国者に適用されるもの。
この証明書がないと原則、日本への入国および上陸は認められていません。
出国72時間以内の検査の「陰性証明書」
「陰性証明書」は出国前72時間以内に実施した検査のものが必要です。
注意すべきは、
- 出国=飛行機の出発時間
- 検査を72時間以内に行わなければならない
という点。
「陰性証明書」は検査の翌日にもらえる病院が多いので、そのあたりも踏まえ出国日の2~3日前にPCR検査を受ける必要があります。
日にちと飛行機の時間から逆算し、検査の予約をとるようにしましょう!
韓国での「陰性証明書」発行までの流れ

「陰性証明書」を受け取るまでは、
- 病院を探す
- 予約
- PCR検査
- 証明書受け取り
という流れになります。
それぞれについて詳しく解説していきますね!
①病院を探す
すべての病院で渡航用の「陰性証明書」を発行できるわけではありません。
対応できる病院を探す必要があります。
帰国前はバタバタする&検査と受け取りで2日連続病院へ行かなければならないということからも、できるだけ自宅から近い病院を選ぶのがおすすめです!
また、保健所で検査→病院で「陰性証明書」を発行してもらう という方法もあります。
その場合も海外渡航用の「陰性証明書」の発行が可能かの確認と予約が必須となります。
②予約
出国の72時間以内に検査が受けられるようPCR検査の予約をします。
フライトのキャンセルや時間の変更が出る可能性もあるので、予約を入れるのは1~2週間前がおすすめ。
病院によって異なりますが、私はネットで予約をしました!
③PCR検査
予約した日に病院でPCR検査を行います。
私はシンリムにある「エイチプラスヤンジ病院」で検査を受けたのですが、平日だとそこまで混み合ってもおらず受付から20分ほどで検査から会計まですませることができました。
身分確認のためパスポートと外国人登録書が必要となるので、忘れないように持っていくようにしましょう!
④証明書受け取り
検査結果はSMSにその日に送られてきます。
「陰性」が確認できたら、翌日証明書の受け取りに行きましょう。
私は「日本へ渡航します」と伝えるだけで病院側が勝手にフォーマットを用意して、紙の証明書を発行してくれました(ラク!)。
しかし、病院によっては
- 持参したフォーマットに手書きで入力してもらう
- PDFファイルを送ってもらう(各自で印刷)
という場合もあるようです。
「陰性証明書」のフォーマットや書式は?

日本入国用の「陰性証明書」の様式は厚生労働省、もしくは外務省のホームページから確認、ダウンロードすることができます。
「陰性証明書」は、
- 氏名・パスポート番号・国籍・生年月日・性別
- 検査法・採取検体
- 検査結果・検体摂取日時・結果判明日・検査証明書交付年月日
- 医療機関名・住所・医師名・医療機関印影
- 全ての項目が英語で記載されたもの
が必ず記載されていなければなりません。
証明書を受け取ったら個人情報に間違いがないか、記載漏れがないか確認するようにしましょう。
「陰性証明書」で有効な検査方法

「陰性証明書」を発行するために実施されるPCR検査は、
- 鼻咽頭ぬぐい液
- 唾液
- 鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合
のいずれかの検体摂取方法が有効です。
唾液での検査も可能だが…
ただ、韓国では唾液の検査はあまり一般的ではなく、ほとんどの病院・保健所で鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の検体摂取方法となっています。
唾液での検査を選ぶというのは韓国では難しいようです。
「陰性証明書」は未就学児は原則不要
0~5歳の未就学児においては「陰性証明書」の提出は原則必要ありません。
ただ、年齢が微妙な場合は念の為取得しておくのが安心かと!
韓国で「陰性証明書」発行にかかる費用

韓国・ソウルの病院で「陰性証明書」にかかる費用は、120,000ウォン程度が相場。
私も検査料と証明発行料あわせて120,050ウォンでした。
韓国・ソウルで「陰性証明書」を発行してもらえる病院
日本人利用者の多い主な病院は、
- エイチプラスヤンジ病院(에이치플러스양지병원)
- 延世大学新村セブランス病院(연세대 세브란스병원)
- 九老ソンシン病院(구로성심병원)
- ソウル特別市立子ども病院(서울특별시립어린이병원)
- カトリック大学恩平ソンモ病院(가톨릭대학교은평성모병원)
です。
お近くであれば、是非お問い合わせしてみてください。
また、以下の病院は日本人専用ダイヤルも用意されています。
エイチプラスヤンジ病院 |
日本人専用ダイヤル |
延世大学新村セブランス病院 | 日本人専用ダイヤル →02-2228-5801 日本語HP →https://sev.severance.healthcare/sev-jp/index.do |
上記が自宅からは不便という方は、お近くの病院に直接問い合わせてみましょう。
- PCR検査を実施している病院を探す
- 電話やサイトで「陰性証明書」の発行が可能か確認する
のがおすすめ。
PCR検査を実施している病院はこちらのサイトから見ることができるので参考にしてみてください。
仁川(インチョン)空港で「陰性証明書」が発行できる?
以前は、検査結果を持参→空港の病院で証明書を発行というのが、安くできる発行方法だったのですが…
2021年11月24日よりこちらの利用ができなくなりました。

現在、空港での「陰性証明書」の発行はできないので注意してくださいね!
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↓日本入国までに必要なものや当日の流れ

↓入国後の「強制隔離」レポ
https://jennie-log.com/forced-quarantine
まとめ
今回は、韓国・ソウルで渡航用の「陰性証明書」を発行する方法についてご紹介しました。
コロナ禍の帰国は準備するものも多くて大変ですよねㅠㅠ
不安も多いかとともいますが、この記事がこれから帰国される方の参考になれば幸いです!
※こちらは2021年12月現在の情報となります。最新の情報はご自身で再度ご確認をお願いいたします。