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今、韓国のデザインが熱い!「韓国っぽ」のルーツを探ってみた

こんにちは、ジェニ(@_jennie_log)です。

ファッション、メイクからカフェや雑貨まで「韓国っぽ」が一つのジャンルになりつつある今。

「韓国っぽ」なデザインのルーツを独自に探ってみました。

韓国人の唯一無二のデザインセンス。
日本や欧米とは一体どんなところが違うのか。

韓国のデザインを深掘りしていくと、思わぬ“韓国の今”が垣間見えてきました。

ジェニ
ジェニ
今回は韓国を「デザイン」という角度から見てみましょう!

韓国デザインの2つの特徴

「韓国っぽ」と感じるのはどんなデザインでしょうか?

どこが?なにが?と言われると、「なんとなく韓国っぽい」としか答えられない人も多いと思います。
まずは韓国デザインの特徴をおさらい。

日本人だけでなく世界中の人々から注目を浴びている韓国のデザインの特徴を2つ挙げてみます。

特徴1・余白の多さ

韓国デザインというと、シンプルであっさりしたものが多く見られます。
何もないスペースが広く、ポイントとなる人物やキャラクター、ロゴがパッと目立ちます。

これはアメリカなどのデザインと大きく異なる点です。

アメコミやディズニーのアイテムは与えられたスペースいっぱいにイラストや文字が入っていることが多く、賑やかな印象ですよね。

それに対して韓国の本や雑貨は余白がとても多いです。

これは平面のデザインにだけに限らず空間デザインも同じ。

韓国のカフェなんかは何もない空間がすごく多いんです。
何もない空間があることで何気ないインテリアがぐっと引き立ち、おしゃれに見えてきます。

平面にしろ空間にしろ韓国人は足していくデザインではなく、引き算するデザインがすごく上手だと言えるでしょう。

特徴2・独特の色彩感覚

韓国デザインのもう一つの特徴として「色彩」が挙げられます。

一色にまとめるのでもなくカラフルにするでもなく、コントラストやバランスを考えた配色。見ていて直感的に「綺麗!」「かわいい!」と感じる要素の一つです。

こちらも引き算の上手さが生かされていて、“ごちゃごちゃしている”と“さみしい”のちょうど間を攻めてくるような感じ

統一感というワードはインスタグラムを通してよく耳にするようになりましたが、統一感にこだわり始めたのは韓国人がかなり早かったのではないかと思います。

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韓国デザインのルーツ

では、韓国デザインがこれほどまでに唯一無二の進化を遂げたのか。
上記の2つの特徴を中心にルーツを探っていきます。

とはいえ、これは何かの本を引用したとか、デザインの巨匠に聞きに行ったとかではなく私なりの見解なのでそれぞれ仮説として挙げていきます。

「ハングル」が関係している説

韓国語(朝鮮語)で使用される「ハングル」
記号みたいな文字で、アルファベットとも違いますし漢字ともまったく違うフォルムをしています。

もともと韓国は日本と同じく漢字を使う国でした。(今でも韓国人の名前には漢字があったりと馴染みのあるものです)

自分たちの言葉があるにも関わらず固有の文字を持たないという少し珍しい国だったのです。
そこで韓国語(朝鮮語)の発音に合わせた文字を後で作り、ハングルが広がっていきました。

ハングル: 한글)は、朝鮮語を表記するための表音文字である。1446年李氏朝鮮第4代国王の世宗が「訓民正音」(: 훈민정음Hunmin Jeong-eum、略称: 正音)の名で公布したとされている。

つまりハングルは比較的最近できた文字。

あとで作った文字なので普及のしやすさ、覚えやすさも考えられたようでハングルはかなりシンプルな構成となっています。(そのためハングルは外国人でも2時間あれば読めるようになります)

そしてハングルは全体として正方形にきちっと当てはまる形をしています。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字の3つを使うので、文字から感じるイメージもそれぞれ異なりますが、ハングルは「統一感」が感じられますよね。

これが韓国デザインの「統一感」のルーツなのではないかと思います。

さらに、韓国語は日本語の「、」に当てはまる句点を使いません。
基本的にはスペースを空けて文脈を区別します。

スペースがないと非常に読みにくくなってしまうのです。

このスペースという余白に加え、ハングルそのもののシンプルさにより
そもそも賑やかなデザインがしにくかったというのも考えられます。

韓国伝統の色彩感覚が関係している説

韓国の伝統服「韓服」を始め、韓国の伝統的なもののの多くは鮮やかな色を使用したものが多いです。

それに対して、日本は「わびさび」の文化の名残なのか、派手よりも質素なものを昔から好む傾向です。

日本と韓国は文化的に似ているものが多いですが、この色彩に関する文化はかなり違うと言えるでしょう。

同じく韓国の近くに位置する中国も鮮やかな色を好みますが、中国は縁起が良いとされる「赤」をメインで使用している印象。

中国と比べると韓国はよりさまざまな色を取り入れているように思います。

この鮮やかな色彩を好む影響は韓国の街を見ていても感じる部分があります。

例えば、おばさんおじさんのファッション。

韓国のおばさんおじさんは何故か日常でも登山服をよく着ているのですが、その色が実にカラフル!

登山服だからカラフルなのか、カラフルが好きだから登山服なのかは人によって違うとは思いますが、日本のおばさんおじさんよりもはるかにカラフルな服を着ています。

これは昔から派手・鮮やかな色に慣れ親しんでいたためではないかと私は考えます。

とはいえ、派手で鮮やかな色を好むのは50代以上の高めの年齢層だけ。
若い人はむしろシンプル好きなんです。

これは近年のシンプルブームの影響(そしてこれまでの反動?)が大きいですが、それでも鮮やかな色に抵抗がなく色彩感覚が潜在的に鋭いため、デザインにおける配色が上手なのではないでしょうか。

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やっぱりK-popも韓国デザインに影響している

日本で流行している「韓国っぽ」の始まりはやはりK-POPでしょう。

K-POPに詳しい人ならよくご存知だと思いますが、韓国のアイドルは曲ごとに世界観をしっかり作りこみます。

曲のイメージに合うように、メイクやファッションを変えるのはもちろん、
大胆なヘアカラーにしたり、カラコンで印象さえも別人のようにすることだってよくあります。

K-POPは国内の市場が小さいため世界を見据えた売り方をしているため、日本のようにみんなで成長を見守るスタイルでは人気が出ません。

韓国語がわからなくても、誰かわからなくても、国を超えて「いいな」と思ってもらうためには、一目で分かる世界観が必要なのです。

一目で世界観の分かるCDジャケット
一目で世界観の分かる衣装
一目で世界観の分かるメイク
一目で世界観の分かるMV

などなど

さらに似たり寄ったりだと面白くないので、そこにユニークさがプラスされていきます。

これが言葉では表現の難しい「韓国っぽ」の根源にあるのではないでしょうか。

 

これからの時代、韓国デザイン留学が増える

韓国はデザインを学べる環境が充実している

これまで韓国へ留学というと「韓国語の勉強」の一択だったのですが、これからは韓国へデザインを勉強しにくる外国人が増えるのではないかと思います。

韓国ではデザインを学ぶ大学がたくさんあり人気も高いです。

美術大学というと日本では伝統の美術(絵画・彫刻・陶芸など)に力を入れていますが、韓国ではパソコンを利用したデザインに力を入れている傾向。

韓国はネット先進国でもあるので、これからの時代の美術を学ぶ環境が万全といえるでしょう。

また、K-POPをきっかけに韓国へ関心を持つ外国人が多いことも、韓国デザイン留学を後押しする要素になるでしょう。

先ほど韓国デザインはK-POPの影響も受けているといいましたが、K-POPの世界観と韓国デザインはリンクするところが多いです。

K-POPが好きという人が、韓国デザインに興味が湧くのは自然な流れでしょう。

日本人こそデザイン留学に注目すべし

日本人は韓国語を比較的簡単に学べると言われています。
文法が似ているだけでなく、漢字語と言われる単語があるためです。

韓国語を早く習得できるということは、韓国語を使って何かを学ぶハードルも他の国の人と比べると低いということなのです。

これまでは韓国留学のネックとして“日本に帰ってからあまり活かせない”という点がありましたよね。

韓国語は韓国でしか使えず、英語や中国語と比べるとどうしても仕事に活かす場が少ない…。

しかし、デザインは日本に帰ってからも使えるスキル。

「韓国っぽ」がウケている日本での需要も高いですし、他のスキルと掛け合わせて使えばさらに大きく活かしていけるはずです。

 

まとめ

今回は韓国のデザインについて深掘りしてみました。

この記事紹介したこと以外にもさまざまなルーツがあり、影響を受けて韓国の独特のデザインになっているのだと思います。

「韓国っぽ」と感じるのは何故か?デザインに注目してみると、また違った発見があるかもしれません。

 

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ABOUT ME
JENNIE
1994年生まれ。韓国ソウル在住、日本人。 海外行ったら価値観変わるとかいう人嫌いだったのに、海外行って価値観かわりました。 フリーでライターとして活動しながら、カフェをひたすら巡って精神を安定させてます。