こんにちはジェニです。
韓国語能力試験TOPIKを受けられる方のほとんどは、
独学で勉強して試験を受けると思います。
特にTOPIKⅡでは聞き取り(듣기)、読解(읽기)に加え、書き取り(쓰기)の対策もしなければなりません。
どうやって勉強すれば良いのか途方に暮れていませんか??(私は暮れました)
今回はそんなあなたのためのTOPIKⅡの勉強方法とコツをまとめてみました!
TOPIKⅡはちょっとした勉強のコツさえ掴めれば、より高得点を目指せちゃいます。
⬇︎TOPIKについて、詳しくはこちらの記事で紹介しています!⬇︎
【韓国語】ハングル検定とTOPIKってどう違うの?2大韓国語試験を徹底比較!
Contents
TOPIKⅡはとにかく過去問を解きまくれ!

過去問で試験の流れを知りましょう。
はっきりいうと、TOPIKの対策はただ過去問を解きまくるだけで十分。
逆に言うと、合格するためには過去問を解いておくことが必須になります。
TOPIKⅡの過去問3つのツール
過去問を解きまくるために使えるのはこの3つ!
・TOPIKの過去問を無料でダウンロード
➡︎ TOPIK문제풀어보기
・スマホアプリ
➡︎TOPIK exam

・テキスト
➡︎
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韓国語能力試験TOPIK2総合対策[本/雑誌] / イムジョンデ/著 価格:3,024円 |
TOPIKⅡの過去問3つのツールのメリット・デメリット

上記3つのメリットとデメリットをまとめてみました!
TOPIK문제풀어보기
<メリット>
- 無料
- 採点してくれる
- スマホがあればどこでも勉強できる
<デメリット>
- 解説がない
- オフラインで使えない
- 쓰기の過去問がない
TOPIK exam(アプリ)
<メリット>
- 無料
- スマホがあればどこでも勉強できる
- アプリのアイコンをタップすればすぐ開けるのでより気軽に勉強できる
<デメリット>
- 文字がかなり小さく、問題文や解答がバグっているときがある
- 解説がない
- 쓰기の過去問がない
テキスト
<メリット>
- 解説がある
- 쓰기の対策もできる
- ネット環境が必要ない
<デメリット>
- 無料ではない
- 机に向かって勉強しなければならない
- 持ち歩くのにかさばる
ですが!
この過去問を解きまくるというのがなかなか難しい。
私の場合、その問題量に圧倒されてしまい1回分の過去問を解くだけで何日もかかってしまいました…。
TOPIKⅡは中級〜上級のレベルが一緒になっているので、特に中級の人からするとめちゃムズイ!こんなんわかるわけないやんワロタ!になっちゃうんですよ。
なので過去問を解きまくるのに、ちょっとラクしちゃいましょう♪

YouTubeでラクしてTOPIK対策

YouTubeではTOPIKⅡの過去問をわかりやすく解説してくれているチャンネルがあります。
ただ訳していく解説ではなく、どのように解いていけばよいかのヒントになり、YouTubeはとてもおすすめ。
さらに韓国語での解説ですので、韓国語に耳を慣らす効果もあります。
書き取り(쓰기)の解説もあるのもGOOD!
おすすめのTOPIK対策チャンネル
過去問 × YouTube解説 の合わせワザは最強ですし、動画は見ているだけでいいので超ラクちんです。
TOPIKⅡはニュースで対策!

TOPIKⅡが1と違うのは、日常会話以上のレベルを求められること。
それは、TOPIKⅡの級ごとのレベル評価をみるとよくわかります。
3級
日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
4級
・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。
・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。
・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
5級
・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。
・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。
6級
・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。
・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
つまり、あまり馴染みのない「政治・経済・社会・文化」について理解し、表現できることが必要とされるのです。
ここをクリアしていくためには、やはり実際のニュース記事を目に通すのがいいです。
NAVERニュース記事を1日1つ翻訳して見ましょう。
また、読解問題でニュース記事の見出し問題があるので
時間がない、やる気が出んという時は見出しだけでもチェック!
NAVERの記事の中には動画が付いているものもあるので、動画も見て理解度を深めましょう!

TOPIKⅡの듣기・쓰기・읽기技能別対策方法!
듣기(聞き取り)対策

듣기(聞き取り)は前半かなり易しめなのが特徴。
前半の易しい部分はしっかり点数をとれるようにしておきましょう。
さらに前半の余裕があるうちに、先に先に、問題文と選択肢を読んでおくとなお良し!
また、中級をしっかり取っていきたいという人は、
最後のほうの問題は捨てて時間のかかる쓰기(書き取り)に早めにとりかかるのもアリです。
4択の文の中で違う箇所や、ポイントになりそうなところに記しを入れておくと
聞き取る時、どこを意識して聞けば良いのかわかりやすい!
쓰기(書き取り)対策

TOPIKⅡ最大の難題であり、対策が難しいのがこの쓰기!
でも、ちょっとしたコツでぐんと点数がとれるようになります。
まずは日本語で文の構成を考える!
TOPIKⅡは時間が足りないと有名ですが、書き取りは特に時間との戦いです。
だからこそ、まずは日本語で文の構成をしっかり作りましょう!
特に最後の600字の文章を書く問題では構成がポイントとなります。
以下の順序で考えるようにしましょう。
①導入
②主張・意見
③理由
④具体例
⑤結論
韓国語でいきなり600字書き始めるのは至難の技!
日本語であってもいきなり書いてまとまった文章に仕上げるのは難しいです。
なので、しっかり日本語で構成を考え文章の輪郭を作り上げましょう!
あとは、日本語を韓国語にするだけなのでそこまで難しくありません。
自分の考えは書かない!
作文になるとどうしても自分の想いを文章にしたくなりますが、これは韓国語の能力を測るテストです。
素晴らしい考えを文章にしてみたところで何のプラスにもなりません。
個性を出そうとするのはやめましょう。
問題文のグラフや資料を見て文章をまとめる問題もあるので、あくまで見たままのことを書きましょう。
文体に気をつける!
最初の方の問題は別として、200〜300文字の問題や600〜700文字の問題は、
敬語ではなく『〜だ』となるように書きましょう。
そして、その時の第一人称は「저는」ではなく「나는」になるので注意!
難しい単語や表現をどれだけ知っているかが評価されているのではなく、
こういった文体がきちんと正しく使えているかが採点のポイントになっています。
쓰기(書き取り)対策はまずは問題文を読み、どんな文章が当てはまるか日本語で書いてみることから始めてみよう!
읽기(読解)対策

分からない単語が出てきて当たり前!
TOPIKⅡ全般に言えることですが、こんなん日常で使わんわ!というものがたくさん出てきます。
しかし、TOPIKⅡは身近でない題材でどれだけ理解できるかを問う試験なので、分からない単語が出てきて当たり前なんです。
いかに難しい単語を知っているかが大事なのではなく、文章から推測して全体の内容を理解することが大事。
というわけで、難しい単語はいちいち気にせずに、
過去問を解いているなかでよく出てくる単語を重点的に覚えるようにしましょう。
TOPKIⅡの頻出単語帳などは最初は買わずに、余裕があれば取り組むようにするのがベター!
スラッシュを引きながら読む!
後半になるにつれ文章のボリュームに圧倒されてしまいます。
これだけ読まなきゃ…と思うとメンタルからやられるので、
一文一文スラッシュを引きながら読み細分化しましょう。
今目の前にある文章が短くなるだけで、かなり見やすく読みやすくなります!
いちいち日本語に訳さず読み進めると読解スピードアップ!
心の声も韓国語にして日本語を切り離しましょう。
TOPIKⅡは対策すれば点数がとれる!

事実、TOPIKの点数が高い人ほど韓国語が上手だとは一概には言えません。
TOPIKⅡは高級になるほど身近な表現から離れていってしまうので、特にそうです。
というわけで、TOPIKは対策しコツを掴めば点数がとれる試験だと言えます。
それでもTOPIKは就職や韓国留学、大学入試で自分の韓国語能力を証明できるもの。
TOPIKの高い級を持っていて損は絶対にありません。
効率よくしっかり対策して試験に挑みましょう!
まとめ
いかがでしたか?
TOPIKⅡの勉強にお悩みの方は参考にしてみてくださいね!
ジェニ

